乳癌の分子標的治療

分子標的治療薬であるハーセプチン(トラスツズマヅ)の登場によって、新たな選択肢となっています。HER2が過剰に出現している場合に効果的な薬です。

HER2は増殖に関わる働きをしているのですが、過剰に発現すると乳癌が盛んに増殖することになります。そこで、このような場合にはHER2受容体に結びついてふたをするハーセプチンを使用するのです。

ただし、ハーセプチンはすべての方に有効というわけではありません。ホルモン療法が効く人と効かない人がいるように、がんの性質によって異なるのです。乳癌の組織を染色することによって判断できますので、それによって治療の対象になるかどうかを判断することになります。

有効な場合であれば、ハーセプチンを使用することによって期待余命の延長につながるケースをはじめ、症状の改善や進行を防ぐことが期待できますので、有効な選択肢となっています。

ハーセプチンの副作用

発熱や悪寒、心不全といったものがあります。原則として正常細胞を攻撃するわけではないのですが、このようなリスクがあることは理解しておく必要があります。脱毛や吐き気を代表的な副作用とする従来の抗がん剤とは異なる性質を持っているのです。

もうダメかと思ってたのに・・・
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