乳癌の治療法の選択

たとえ同じ患者さんであっても、どのような治療法を選ぶかによって、その後の経過は異なります。基本的な選択肢としては、手術、放射線、ホルモン療法、抗がん剤の4つなりますが、それぞれを組み合わせることもありますので、実際には複雑になっています。

治療法によって、乳癌の再発リスクにも影響してきますし、副作用や後遺症といった問題も出てきます。たとえば、手術を行う場合、術後に放射線の照射を行えば局所再発のリスクを下げられるケースがありますが、そのために副作用が現れることもあります。

治療法の分類は複雑

また、同じ治療法の中でも細かく色々な条件に分けることができます。たとえば、手術を行う場合でも、摘出の範囲によって事情が変わります。広い範囲を切除すれば再発の可能性は低くなりますが、精神的なショックからできるだけ限定するように望む方もいます。

抗がん剤やホルモン療法の場合であれば、使用する薬剤によって効果や副作用が変わってきます。乳癌の場合には、閉経の前か後かでホルモン療法に使用する薬の種類も変わってくるといった事情もあります。

症状の進行度や転移など、様々な要因が絡んできますので、ベストな治療法を選ぶことは必ずしも容易ではありません。しかし、この先の人生に大きく関わる重要な問題ですので、まずはどのような選択肢が存在し、それぞれにどのようなメリットとデメリットがあるのかを把握しておきましょう。その上で、担当医と話し合って、納得のいく方法を選んでください。

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